デザイナー小太刀御禄の頭の中

雪華模様と現代のノルディック柄

こんにちは!御禄でございます。

やっと酷暑も終わり、一気に秋がやってまいりました。
店先のディスプレイも一新され、秋冬の洋服が並んでいます。
今年の流行の1つと言われているのが“ノルディック柄”というもの。
ノルディック柄とは、北欧古来の民族柄だそう。
その歴史あるデザインを現代に落とし込んだデザインがとてもカワイイのです。

御禄も店先でノルディック柄のお洋服もチェックしていたのですが、、、、
ん、、、、この柄、、、、何処かでみた事がある気がする、、、、?

古河藩主である土井利位が纏めた“雪華図説”から生まれた“雪華模様”ではないですか!

↓雪華図説はこちら

↓雪華図説はネットでも公開されています。
http://www.geocities.jp/tb7_workshop/Snow/

雪華模様とは、江戸の後期の古河藩主・土井利位(どいとしつら)が蘭学者・鷹見泉石(たかみせんせき)と共に雪の結晶を調べ纏めたものです。
そのデザイン性が評価され“雪華模様(せっかもよう)”として着物柄として流行しました。

という事はですよ?
店先で“ノルディック柄”と紹介されていたものは“雪華模様”でも良いと思うのです。

(言い過ぎかしら?)

ノルディック柄には北欧のトナカイやその他の要素もあるので、純粋に雪の結晶だけで構成された雪華も模様とは違うと思いますけど。
それでも、江戸後期に着物柄として流行した雪華模様が店先に並んでいればテンションが上がると言うもの。

古河といえば関東平野のど真ん中にある町。
雪は少ない地域です。
しかし、土井利位が雪の結晶を研究した年は例年より冷涼な気候で、関東の真ん中でも雪の研究が可能だったそうです。

今年は猛暑を超えて、酷暑と揶揄された異常気象。
しかし、時代を違えて異常気象に近い時期にこんなに美しく、素晴らしいものが日本で誕生していたとは感激です。

みなさんも是非、ノルディック柄を見かけたら古河藩主・土井利位と雪華模様を思い出して下さいね♪

雪華図説の本物は古河にある歴史博物館で見る事が出来ます。
興味がある方は是非!

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古河歴史博物館
http://www.city.koga.ibaraki.jp/rekihaku/

詳しくは公式サイトで確認して下さいませ。
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