デザイナー小太刀御禄の頭の中

中の人などいないという演出

※note「猫の手も借りてる地域デザインのメモ帳」から記事を移動しました。

こがにゃんこのサインを公開しました。こがにゃんこがお手紙を書く時にそえてるそうです(こがにゃんこ談)

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キャラクターは生きている

キャラクターをプロデュースする上で大事にしているのは「生きている」ということ。
もっと厳密に言えば生きてるように見せるということ。
なのでこがにゃんこは友人知人に何かあれば手紙を書く。その時にはきっとサインを添えるだろう。
そう考えてこがにゃんこプロジェクトのキャラクターは全てサインを持っています。それもみんな違うデザインのサイン。
こがにゃんこは江戸時代の魂をもったにゃんこ。きっといくらPCを覚えても書状には直筆のサインを入れたがるはず、そう考えてサインを用意しました。

キャラクターなんて絵じゃないかと思ったらそこで終わりだ

キャラクターは絵だ。二次元だ。揺らぎようのない事実である。
でも考えてみたことはないだろうか、何で私たちは三次元をリアルと認識するのだろうか。
二次元の中で生きて、二次元の中で生活している世界があってもいいんじゃないかと。
そして二次元から飛び出した三次元という存在があるかもしれない、そんなことを考えたことはないだろうか。
ない人が大半かもしれないが、わたしは考えていた時期がある。不思議の国のアリスのようにどこかの穴から空間が歪んだ世界につながったりしないだろうかと。絵本の世界のようなところがあってもおかしくないんじゃないかと。
「生きている」ように見せるために三次元の表現は最終手段で、もっと大事なことがあるんじゃないか。
そう思って細かい設定を作り込むことに注力した。魂の入れ物こと着ぐるみにはすぐに手を出さないことにした。
もちろん着ぐるみだってにゃん石の魂がそのまま入るので中の人などいない。彼らは二次元の世界の住人であって、魂の入れ物はこの世界に現れるための道具にすぎないのだ。

設定は設定だと思うから楽しくない

キャラクター設定を決めるというのはすごく大事だ。でもそれはあくまで性格の大枠であって、SNS時代のキャラクターたちは臨機応変な対応やコンテンツ発表を求められる。
その度に「このキャラならどうするかな」「このキャラならこういうものを用意するな」と対応をする。
設定にないからやらない、ではなく設定をしっかり理解して解釈した上でコンテンツを出していくのが大事だと思うんだ。

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