デザイナー小太刀御禄の頭の中

ご当地キャラなら拠点をもとう!という話

※note「猫の手も借りてる地域デザインのメモ帳」から記事を移動しました。

こんにちは、みろくです。春眠暁を覚えまくっております。

久しぶりの「猫の手も借りてるご当地キャラのメモ帳」の更新です。
ご当地キャラにとっての拠点とは何だろうと思ったので筆をとった次第です。

ご当地キャラとリアルにふれあえる拠点の関係

こがにゃんこはtwitterでプチバズしたから一気い火がついたように見られることがありますが、それは本当に出始めの話。
1年半を振り返ると地道な地元での「リアルな活動」が実を結んだ部分も多いキャラクターです。
こがにゃんこは2014年8月に誕生、2014年11月頃より古河駅西口にあるレディースファッションのアカシヤさんにグッズを置いていただいています。
アカシヤさんは西口商店街振興組合の所属になり、そういったご縁から2015年の歳末セールの際は西口商店街振興組合さんにてノベルティ&ポスターに採用していただきました。

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2015年3月には社会福祉法人パステルさんよりこがにゃんこクッキー&パンの誕生、パステルさんが地域イベントに出展することで「キャラクターを使った歴史の普及活動」を行ってきました。
その間に駅ビルのVAL古河駅さんには大変よくしていただき、こがにゃんこクッキー&パンのお披露目において特設ブースを出していただいたり、古河駅130周年の際はノベルティデザインに採用していただきました。

他にも古民家を改装したレストランであるサンローゼさんにてこがにゃんこラテの企画など、古河駅周辺の旧古河地区といわれるかつての城下町のお店には大変よくしていただきました。

現在、作者である小太刀御禄は古河まで1時間ちょいで帰れる東京に住んでいます。
東京でないとできないことというものもまだまだ多く、東京でこがにゃんこの企画の下準備をしていることも往々にしてあるのが事実。
例えばギフトショーなどは古河から出展することも可能だとは思いますが、東京でないとスムーズに動けない部分もあります。

他にも人の繋がりをご紹介いただいたりと、東京でフレキシブルに動くことが多いですしこれは東京でないとできないことだと思っています。

とは言っても地元で愛していただいてなんぼのご当地キャラです。
二拠点生活を高々と掲げていても、時間的な制約など限界は往々にしてあります。

インターネットだけのキャラは実態をつかみにくい

そこで重要になってくるのが地元での支援者、ご協力者のみなさまです。
特に何の実績もなく、ただただプチバスしただけのこがにゃんこに声をかけてくださったアカシヤさんはとてもありがたい存在でした。
なぜならネットだけでちょっとバズったなんて実績はリアルな世界ではささいな事象なのです。(その後、ネットニュースやTVにまで発展すれば別ですが)
インターネットだけで活動しているキャラクターというのは、見る人にとってとても胡散臭く感じることがあります。
ネットに慣れていたり、オフ会やイベントで会ったことがあれば別ですがキャラクターという特性上不特定多数に目にされるので会ったことがない、どこにいるか分からない、名前しか耳にしたことがないというのはとても胡散臭く感じるようです。
アカシヤさんはグッズを置いてくれるだけではなく、井戸端会議ベースでこがにゃんこのことを聞かれた時に答えてくださったり、そしてクチコミで広めてくださったりと多大なるサポートをしてくださいました。
それによって生まれたのは、私自身と古河という土地の距離感がアカシヤさんを介してぐっと近くなったことでした。

ご当地キャラこそリアルな拠点をもとう

こがにゃんこの事例はとても運が良かったと思います。
しかし、インターネットが普及した今だからこそご当地キャラは拠点となるベースを持つことが大事だと思うのです。
そしてその拠点を中心に企画をまわし、人を回遊させ、拠点というベースを作っていくのが大事だと思うのです。
場合によっては拠点になってる商店から飛び出すことはありますが、やはり拠点になっているホーム(こがにゃんこの場合は古河、そして古河藩の城下町地域)に根ざすことで実態をお届けすることができます。

「アカシヤさんに行けばグッズがあるはず」
「駅ビルに行けばこがにゃんこのお土産が買える」
「古河駅近辺(城下町地域)で何かやってる」

どこに行けば実態があるかを見てくれるみなさんに伝えるために、拠点がないご当地キャラは拠点を作るのもまた乙なものだと思います。

ここまで「拠点を持とう!」と言っておいて何ですが、拠点なしのインターネットだけで頑張るというのも現代におけるキャラクター文化だと思います。
方法の一つとしてみていただけると嬉しいです。

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