うさんくさいロゴのロジックについて本気だして考えてみた

@hisaju01さんの新作サービス告白の行方のお手伝いをしました。
クリスマスに向けて、お相手を探すには良いサービスですね。
自動で全てが終わるから傷つかないし。フラれたら誤作動と言えばいいし。

今回のデザインテーマは“うさんくさい”
このブログではうさんくさく作ったロゴのロジックについて話したいと思います。

■世の中にあるうさんくさいロゴ

たくさんありますね。怪しげなサービス。
ある程度共通して言える事は以下。

 

  • ・既存フォントのまま使用し、最後にゆがませる
  • ・HTML上含め、不自然にゆがませている
  • ・不自然な単色
  • ・エンボスなどのデザイン的処理なし
  • ・エンボスなどの処理がある場合は不自然なレベルで加工(グラデなど)

 

こんな感じの要素を含んだロゴをたくさん見た事があると思います。
既存フォントだけで作る事が悪いのではなく、不自然にゆがませる事などがかけ合わさりかなりうさんくさい感じになっています。

 

■そこで作ってみた


明朝体で制作。
“ワンコイン自動告白サービス”という見だし文は“告白の行方”というサービス名を目立たせるために色を変えたりしてもよかったのですが
冒頭で説明した不自然な単色を表現するために同一の色を使用します。
これでどこをプッシュしたいロゴか分からなくなりましたね!

文言と合わせてみると、既存フォントでも十分うさんくさかったのですがここであえてひと手間加えます。
少しだけ縦に引き延ばしてあげたのです(左ロゴ)。

怪しげなサイトはなぜかHTML上で画像のwidthを無理やり縮めている場合が多いのです。
おそらく、ロゴ画像を無理やり入れ込むのに幅がはみ出てしまって苦肉の策でタグ上で縮めてしまうのだと思います。

 

■文字組み

本来なら1文字に対して調整しますがあえてやりません。
そうする事によって機械的に作った感が増します。

ロゴに限らず、特にグラフィックデザインは一つ一つの文字の形から文字間を調整して気持ちのいい文字間を作っています。
因みにwebデザインのHTMLによる文字は文字組み自体が困難なため文章全体で文字組みを調整しています。

 

■フォントを変えてみる


明朝だけでしたが、ここで右側にゴシック体を並べてみます。
両方ともうさんくさいのですが、ここの2つを並べて明朝体の採用を決めます。

ゴシック体は様々な媒体やテーマに相性がいいので、あまり喧嘩をしないフォントです。
(もっと言うと可読性が高いので、短い文章で伝えるものと相性がいい)
逆に明朝体は和風、中華、パブリック、繊細、妖艶などのイメージを持つフォントです。

ここで繊細さを表現するために明朝を選びます。
しかし、これによって妖艶を超えて怪しさが助長されます。
それくらいフォント選びは慎重に行うものなのでテンションだけでフォントを選んではいけません。

※明朝体にも様々な形があり、それぞれもつイメージが違います。

 

■こうして出来上がった


文言と相まって怪しげなロゴになりました。
満足です。サイトに入れたらもっと怪しげで満足です。

 

■ノンデザイナーがうさんくさいロゴを作らないために注意する事

 

  • ・文字を変形させない
  • ・特殊なイメージを持つフォントが使わない(今回の例では明朝)
  • ・文字間は近づけ過ぎない。ちょっと離す事を意識
  • ・グラデーションなど目立つ処理は行わない

 

上記を注意すれば最低限おかしなロゴにはならないはずです。
デザイナーが作る1フォントのみでおしゃれなロゴ、フォントに装飾を施すようなロゴはまた別ですよー

みなさんも自分のサービスのロゴ制作にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

ワンコイン自動告白サービス 告白の行方http://auto-iloveyou.com/ 

 

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