デザイナー小太刀御禄の頭の中

リアルなアプリアイコンを描く時に考える事-Libraroid編-

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@yanzmさんのLibraroid-図書館予約-のアイコンを担当致しました。
と、さらっとお仕事情報を発信しながら、リアルなアプリアイコンの書き方をお話したいと思います。

まず、アプリアイコンを制作する時には以下の事を考えています。

■Androidアプリアイコンを制作する時に考える事

・正方形におさめる
・アイコンに対する書き込み量
・背景色との兼ね合い

 

■リアルアイコンを制作する事に考える事

・モチーフのデフォルメ化
・奥行きのある角度
・光と影の当たり方を考える

 

今回は担当したLibraroidを元にお話したいと思います!

・正方形におさめる

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Androidアプリのアイコンは正方形の中で表現をしなくてはなりません。
細長だと小さくなって見えづらいですし、アイコンのモチーフと正方形のキャンバスの中でデザインを擦り合わせていきます。

 

・アイコンに対する書き込み量

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アイコンは最小サイズ36×36ピクセル。最大はgoogle Play用の512×512px
書き込みすぎは潰れてしまいますし、逆に書き込みが少ないとぺろっと中途半端なものになってしまいます。
今回はリアルアイコンとの要望だったので、イラレで書き込みながら拡大縮小を繰り返し様子を見ていきました。

 

・背景色との兼ね合い

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Androidアプリは背景色に左右されるので、どんな背景色でも割と見やすくなるようにしないといけません。
私の場合は水色・白・黒の3色を敷いて様子を見ながら制作をします。

 

・モチーフのデフォルメ化

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これは作風にもよるのですが、わたくしミロクの場合は模写ではなくデフォルメ化されたアイコンを作ります。
ヒアリングしていた方向性を元に、本というモチーフの現実とデフォルメの境界を探して手書きのラフを行い、形にしていきました。

 

・奥行きのある角度

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リアル系アイコンとの事だったので、角度でリアル差を出そうと考えました。
真上、真横からの角度ではなく“斜め”という要素を入れる事で遠近法で奥行き感がでます。

 

・光と影の当たり方を考える

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光の位置は光源といい、デッサンを行う際の重要な要素になります。
光の場所を固定する事で影の付け方に矛盾が生じなくなります。
矛盾がなくなる事でデフォルメしたモチーフでもしっかりとリアル感が生まれるのです。

 

■さいごに

今回はこういった感じでアプリアイコンを制作していきました。
リアルアイコンを仕事で制作するのは初めてで、リアルとデフォルメの境界の探索という経験ができました。

素敵な機会をくださった@yanzmさん、ありがとうございました。
図書館を利用する方は是非DLしてみてくださいね〜
DLはコチラ⇒https://play.google.com/store/apps/details?id=yanzm.products.libraroid

 


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